理事長・校長からのメッセージ

開星中学・高校は、「品性の向上をはかり、社会の発展に役立つ有望な人材を育成する」ことを教育の目的(建学の精神)にしています。

「品性」とは、人間性(人間らしさ)の中心にあるもので、品性を向上させれば、「よりよく生きる力」が身につきます。

この「よりよく生きる力」とは、次の3つの力に分けられると考えます。

第一は、「つくる力」すなわち創造力です。私たちに与えられた能力をよく生かし、日々の仕事に励んだり、課題を解決する意思や知恵を生み、人生を開拓する力です。

第二は「つながる力」すなわち共生力です。自然や神仏など人間をこえた存在と心をつなげる力、人を思いやり、助ける力、人と親密に交わる力、人と協力して集団の力を発揮させる力です。

第三は「もちこたえる力」すなわち忍耐力です。私たちは、人生の途上でさまざまな出来事に出会い、いろいろな困難や危機を経験します。そうした課題や危機に直面して、粘り強く対応できる力です。

こうした3つの「よりよく生きる力」を身につけた人間こそ、社会の発展に貢献できる不可欠な存在です。開星中学・高校では、様々な活動を通じて、生徒諸君がそうした人材に成長することを期待し教育を行っています。

なお、学力や体力など人間の諸能力を支え、核心となるのが「品性」です。したがって、本校で育成する学力とは、「つくる力」、「つながる力」、「もちこたえる力」を兼ね備えたものであり、次のような力を育成します。

第一に、「つくる力(創造力)」に関しては、物事を思考する際に、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングといった深い洞察性を持つと共に、考えたことを実行に移す決断力を兼ね備える。

第二に、「つながる力(共生力)」に関しては、対等な立場で、誰とでも話し合ったり、協力して働くことができるための言語力やプレゼンテーション能力を持って、リーダーシップが発揮できる。

第三に、「もちこたえる力(忍耐力)」に関しては、規律性を核とする自己管理能力があり、計画性のある学習をすると共に、失敗も含め、経験を反復することによって環境に適応した行動を習得できる。

こうした学力の育成を通じて、校名「開星」の由来の如く、「社会の発展に役立つ、有望な人材を育成する」教育を推進しています。

理事長・校長 大多和 聡宏