開星(探究)とは

自ら課題を見つけ、主体的に考え、行動し、問題を解決する。開星の学校生活をおくる生徒たちを、常に「探究」が取り囲んでいます。授業の中で、進路を考える中で、そして自分自身を見つめるときにも、開星の生徒はより良い未来を探究する方法を知っています。

 

中学探究

中学1年生探究

探究的な学習をすすめるための、技術と考え方を身につけます。しかも、そのための学習も探究的な学習として実施するプログラムになっています。一つ一つの技術を身に付けるために、生徒自身が「やってみたい!」と思えるような仕組みが用意されています。例えば、身近にある不思議なことを徹底的に調べる授業や、知りたいことを調査するためにアンケートづくりから始める授業があります。

中学2年生探究

探究的な学習をすすめるための教材を、私達が住むこの地域から見つけます。知っているようで、意外と知らないことだらけなのが、自分の住んでいるこの街のこと。各教科の力を終結させる授業です。この街で生まれた有名な文学作品は?作家は?特徴的な生き物は?この街独自の文化は?街作りの特徴は?古くから伝わる伝統曲は?地域について知ることは、自分たち自身の未来を考えることに繋がります。

中学3年生探究

中学校の集大成は「起業家スクール」です。これまでの学びを活かし、地域の産業とのつながりを活かし、商品開発を行います。そして、実際にその商品を製作し、販売する、本物の職場体験です。街と、地域の人々と、仲間とのつながりを再確認することで、より深い学びへとつながっていきます。またその他にも、この探究的な学びを他の地域でも実体験するための研修旅行を実施します。

高校探究

高校進路探究

自分のことは自分で決める。でも、自分で決めるためには、自分でいろいろなことができなければいけません。自分自身の将来について、まずは自分自身を見つめ、興味関心のある分野に飛び込んで、情報を集め、経験を積むことが必要です。開星では、進路指導にも探究的な手法を取り入れて、生徒自身が主体的に自分の道を考えています。高校1年で、自分の興味関心を高め、高2からはグループに分かれたり、個人で探究活動を行います。

高校課題研究(2・3年生)

自分自身の興味関心に合わせて、グループや個人で研究活動を行います。例えば、地域貢献に興味関心のある生徒が集まって、松江の文化や行政について探究します。科学に興味があり、大学進学を目指す生徒は、自分の進みたい分野について個人研究をします。開星では、この探究的な活動を進路指導の中心に置き、教員がきめ細やかな指導を行っています。この活動により、近年の進学実績が飛躍的に伸びています。

その他の探究

道徳教育

開星の教育の柱の一つ「品性の向上」を探究し続けています。品性とは?を常に問い続け、その向上を求め続けることが、開星の道徳教育の基本です。そのために必要なことは、生徒の多様性(いろいろな人がいて、それぞれに認め合う)です。

部活動

開星では、学業と部活をどちらも大切なものと考えています。ですから、部活動にも探究活動を取り入れ、自分たちで考える部活動を行っています。また、ここでも生徒の多様性を大切にして、誰もが輝ける場を得ることができるように、生徒のニーズに合わせて同好会を発足しています。