KAISEIブログ - 202010のエントリ


ちょうど1週間前の土曜日でしたでしょうか。高校生の部活動体験を実施していたさ中に、階上から心地よいハーモニーが響いてきました。「いったい誰が? どこで?」と思いながら、誘われるように階段を上っていくと、最上階の屋上への入り口の脇。音楽室の扉を通して、張りのあるメインボーカルと、仲間の奏でる伴奏のハーモニーが聴こえてきたのです。「あっ、コーラス部だ!」と思ったのは、アカペラを奏でる部の存在について、顧問の1人である大月先生から教えられていたのです。ホームページを見ると「日本一のポップスアカペラ部をめざす」とあり、実際に次のような実績が並んでします。
◆アカペリンピック in とよおか全国大会 優勝
◆アカペラ・スピリッツ全国大会 新人賞受賞、中国大会出場
◆関西アカペラジャンボリー「KAJa!」中高生枠 選抜出場(全国2チーム)
◆甲州アカペラサミットコンテストステージ全国選抜出場<全国5枠>
◆アカスピ HIGH SCHOOL 高校生大会 全国選抜出場(全国3グループ)
◆アカペライブ in 島根 主催・出演
◆その他地域イベント等多数出演


この日「練習の邪魔をしてはいけないけれど…」と思いつつ扉を開けると、顧問の山下先生と平田先生が「ちょうど今日から、練習を再開したのです」と温かく迎えてくれ、生徒たちはやさしい歌声を響かせました。例に洩れずコロナで、全員集まっての練習を控えていたのですね。曲名は”あいみょん”の『ねこ』とのこと。私が首をかしげると、生徒の一人が「私も歌うことになって初めて知りました」と、優しいフォローをしてくれました。「形態やジャンルの垣根を越え、より主体的な表現を、聴いてくださる方とも一つとなって楽しめるよう、日々部員みんなで楽しみながら探求しています」ということで、より高みを目指して頑張っているので、また素敵な歌声に触れるのを楽しみにしています。松江の町並みを見下ろしながらのレッスンも、音楽的な感性を育てていく上でもこの上ないロケーションと言えるでしょう。ぜひとも、さらに磨きをかけて行ってください!

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水野次郎副校長のブログ「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』(Click!)


昨日ご紹介した高3生・探究活動の俳画作品をご紹介いたします。私は俳句を専門的に勉強したことがないので、適切な論評などはできません。ただ、高校生らしいみずみずしさにあふれ、私なりにとても気に入った表現などもありましたので、ひと口コメントとともに全作品をご紹介いたします(万一、撮影し忘れた作品があれば、改めて掲載いたします)。

紅葉は 秋が深まる 赤い糸
五月晴れ ひらひらと舞う 鯉のぼり
夏の朝 早く起きて 勉強だ
寒い朝 初日の出見に 高台に
雨粒が したたり光る 青紫陽花
◆夏の朝から勉強というところに、高3生ならではの意気込みが表われています。頑張れ!


初恋や 蛍の照らす 君の顔
夏めくや 君と二人の 木陰かな
炎天下 打音響くや 芝の上
ひまわりや 見つめる空は 晴れ渡る
炎天下 白球飛ぶよ 空高く
◆青春を感じるロマンチックな表現、素敵ですね!


ビアガーデン 仲間と共に 過ごす夜
紫陽花に 雫光りて 朝日かな
嗚呼青春 天野川見し 愛注ぐ
雄月夜 薄紫の 空照らす
水面を 赤く染める 紅葉の樹
さあ勝負 線香花火 君の勝ち
◆ビアガーデンの句に「書いた生徒に会いたいですね」と、岡先生に言ったところ「大丈夫です。実体験ではなく願望でした」とのことで、ほっとしました。


父の方 夜空見上げる 夏の花
田植えにて 一年ぶりの エンジン音
月あかり 静かに散り行く 紅葉かな
地平線 どこまで行こうか 麦畑
雨の中 のんびり歩く かたつむり
◆描かれている風景、家族の様子に、どこか懐かしさを覚えます。


ホタル飛び 夜の川辺の 火をとぼす
太陽の 光輝く 青い海
蛍一匹 水面に写る 二ばん星
夏の夜 涼しい風と 虫の声
夏の夜 みんなで楽しむ ロケット花火
◆同じ素材を取り上げても、まったく異なる世界が広がることに、感性の豊かさを感じました。


陽だまりに 光したたる さくらんぼ
向日葵に 集まる光 揺れる影
宙を舞う まるで桜は 蝶のよう
春風に 青空を舞う アゲハチョウ
夏終わる 日の入り少し さみしいな
◆さんさんと輝く太陽への賛歌、植物や昆虫のかろやかな動き、詠んだ人の喜びが伝わってきます。一方、日の入りに注目するのは、やはり松江の高校生ならではでしょうか。これからは、どんどん日が短くなるのでしょうね。私にとっては初めて迎える山陰の冬、どんな楽しみ方をしようかしら。
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水野次郎副校長のブログ「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』(Click!)


こちらに着任してから、ほぼ毎日、先生方との個別面談を重ねてきました。一人ひとりの先生から、生徒たちの様子をはじめ、学校の今と歴史を教えられながら、これからの将来像について語り合っています。そうした中で昨日は、美術科の細田先生と国語科の岡先生から、高校3年生で実施しているユニークな探究活動「俳画」の授業について話を聞きました。そもそも美術科と国語科のコラボレーションというのは、これまでの勤務校ではなかったですし、世間的にも珍しいのではないでしょうか。スポーツで鳴らす開星高校の文化活動という面でも、私にとっては興味深い取り組みです。


活動内容としては、俳句に絵をつける試みで、最初は生徒自身で選んだ俳人の作品に。というと、たとえば「古池や 蛙飛び込む 水の音」「閑さや岩にしみ入蝉の声.」といった句がすぐ思い浮かびますが、さてこうした句を選んだ生徒はいるでしょうか。続いては自ら発句をして、思い思いに情景や心情を絵に表すという、なかなか高度な創作活動です。「1回のエントランスホールに飾ってありますから、ぜひご覧になってください!」と教えられ、さっそく見に行ってみました。まだ前半が終わった段階で、半分の生徒はこれから発表会を行い披露をするそうです。それでも前半の作品にも、味わい深い句がたくさんありましたので、改めてご紹介したいと思います。

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水野次郎副校長のブログ「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』(Click!)


広報の田中先生が、今年の高校に入学した生徒の意識調査結果をまとめてくれました。アンケートの質問内容は「あなたの夢や目標、高校生活で頑張りたいことは何ですか?」。ちょうど前日、中学生の皆さんをお迎えしたところでしたので、とてもタイムリーな気がいたします。ざっと資料を読んでいくと、開星高校への期待が伝わってきました。


最も多いのは「勉強に頑張りたい」という回答で、頑張りたい科目や取りたい資格。さらに看護師などの医療系や教員、美容師、デザイナーといった、将来つきたい職業についての、具体的な記述も少なくありません。「部活との両立」と書いている生徒も多数見られましたのは、スクールカラーを反映しているところでしょう。部活動では、甲子園出場や柔道日本一、インターハイ出場をはじめ、大きな目標も書かれています。このあたり夢物語ではない現実感があり、開星高校の大きな特徴と言えるのかもしれません。大きな夢、ぜひとも実現してほしいですね。


学校という空間では、どのような仲間と日々を過ごすのか、という人の環境が、とても大きな成長要因になると思っています。ぜひとも互いに刺激をし、高め合う雰囲気を作っていってください。
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命の大切さを学ぶ教室 中学3年生

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学校行事
 
2020/10/12 15:30

島根被害者サポートセンターでは、島根県警察本部からの委託事業として、将来を担う中学生・高校生に対して、命の大切さを学ぶ教室 (命の授業) を開催されています。


本校でも毎年開催して頂いており、10月9日に中学3年生を対象に江角由利子さんによるご講演をいただきました。
江角さんは平成11年に当時大学3年生の二女を飲酒運転のドライバーによる自動車事故で亡くなり、その後命の大切さについて講演活動を行っておられます。


交通違反による事故・犯罪被害・いじめによる自死など理不尽に命を奪われる事件事故が起こっています。命の大切さが少しでも伝わって、犠牲者がなくなってほしいという思いで、生徒達に語りかけられました。江角さんの話を聞いていると、とても胸が痛くなるような気持ちになりました。


被害者の方が亡くなられた当時の身長で作られたパネルと遺品の展示。
亡くなられた方はもう語ることはできませんが、この展示から命の大切さのメッセージを送ってくれているように感じます。生徒達にこのメッセージがしっかり届くことを願っています。
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